宗野晴彦
武田昌治
『白と黒の伝説』シリーズ最終作。前作/前々作同様の付属音楽テープによるゲームミュージックを携え、1986年に登場した。物語がさらに壮大な展開を見せる一方で、宗野晴彦&武田昌治コンビのシンセ・ワークはさらなる調和へと向かう。
宗野晴彦
武田昌治
スタジオWINGがパソコン内蔵FM音源での音楽に初めて本格挑戦した一作。音楽担当は同社メインコンポーザーのひとり、武田昌治氏。本編オリジナル・サウンドトラックだけでなく、付録音楽テープのアレンジ楽曲(こちらは宗野晴彦氏)ももちろん収録。
武田昌治
スタジオWINGがパソコン内蔵FM音源での音楽に初めて本格挑戦した一作。音楽担当は同社メインコンポーザーのひとり、武田昌治氏。先に出ていたPC-8801版から大幅な進化を遂げ、FM音源の使いこなしも一段グレードアップしている。
宗野晴彦
武田昌治
1990年に通信販売のみで販売された、伝説の『WING・ミュージック・ライブラリー Vol.2』。『Vol.1』では数々の作品から楽曲をピックアップし、さらにオリジナル曲を含めたベストアレンジアルバムという体裁をとっている。
宗野晴彦
武田昌治
『WING・ミュージック・ライブラリー Vol.1』は富士通の大型販促イベント「電脳遊園地」会場にてカセットテープで販売された『怨霊戦記』のアレンジアルバム。『真怨霊戦記』エンディングのプロトタイプなど、レアトラック満載の一品だ。
宗野晴彦
武田昌治
『怨霊戦記』 (1988) はスタジオWING・オカルティックAVG路線の集大成ともいえる作品。音楽はもちろん武田昌治+宗野晴彦コンビ。前作『波動の標的』で導入された「W.S.E.S.」によるサウンドメイキングは、本作においてさらなる洗練へと向かう。WING流FM音源サウンドの完成形と呼べる音が、ここにある。
宗野晴彦
武田昌治
『怨霊戦記』 (1988) はスタジオWING・オカルティックAVG路線の集大成ともいえる作品である。武田昌治+宗野晴彦コンビがMSXのFM音源に初挑戦しているが、いい意味でMSXらしくない音になっており、ときおりアナログシンセ的な風情を醸し出してさえいる。
武田昌治
スタジオWING唯一のパズルゲームで、音楽もそれにふさわしく軽快なPSGポップ。一聴するといかにも当時のアクション・パズルらしいシンプルで可愛いサウンドだが、よく耳を傾けるとブリティッシュ・ニューウェーブの香りが漂ってくるあたり、WINGらしいといえるだろう。音楽担当は武田昌治氏。
宗野晴彦
武田昌治
WING初期の代表作『白と黒の伝説』をPC-8801でリニューアル。音楽担当はおなじみ武田昌治+宗野晴彦コンビで、彼らが内蔵FM音源で手がけた実質最後の作品となる。ここにきて技術的なこだわりよりも、むしろFM音源本来の心地よさに回帰している感がある。その浮遊感、研ぎ澄まされた存在感は、他のFM音源ゲームミュージックで味わうことのできないものである。
宗野晴彦
武田昌治
スタジオWINGがCD-ROM初対応作品として新機軸で送り出した、ヨーロッパを舞台とするオカルトホラー・アドベンチャーゲーム。デペッシュ・モードに多大な影響を受けつつ、武田昌治+宗野晴彦コンビがなみなみならぬ意欲を注いで作り上げた本作のサウンドトラックは、数あるWING作品のなかでも群を抜いて完成度の高いものといえるだろう。ファンならずとも必聴の一作。