エナジー オリジナル・サウンドトラックス

エナジー オリジナル・サウンドトラックス
オリジナル発売年
1989-04-14
メーカー
メサイヤ
アーティスト
ガブリンサウンド
機種
PCエンジン
ジャンル
オリジナルサウンドトラック
形式
MP3
配信開始
2007-09-14
価格
¥660

メサイヤの『エナジー』(1989)は、PC-8801でカルト人気を博したアクション・アドベンチャー『Ashe』(1988)に大幅なアレンジを加え、PCエンジンに移植したものである。「サウンド面では隠れた秀作」と評されながらも、これまで埋もれたままだったそのゲームミュージックを、こだわりの実機録音とマスタリングで、初サントラ化!

原作『Ashe』と同様、音楽はガブリンサウンドが手がけている。大部分は88版の音楽を踏襲しているが、PCエンジン版は重厚さにも緻密さにも磨きがかかり、明らかなパワーアップを遂げている。音源スペックでいえばFM音源を持つPC-8801のほうが強力なはずなのだが、『Ashe』当時はまだガブリン独自のサウンドドライバが完成していなかったのだ。ゲームとしては『Ashe』のほうが高い評価を得ているものの、少なくともサウンド面での完成形は『エナジー』であるといえるだろう。

スタイルとしては軽快なポップロック路線が大半を占めるが、ガブリンサウンドらしく小技の利いたファンク・テイストも、そこかしこに顔をみせる。同時期の『モトローダー』あたりが好きな人には、たまらない音になっているはずだ。