『斬III 〜天運我にあり〜』のPC-9801版ゲームミュージックを、EGG MUSICにて初サントラ化。桜庭統ウルフチーム時代の戦国SLGサウンドが、FM音源版2種 (OPN/OPNA)+MIDI音源版2種 (MT-32/CM-64) を網羅したこだわりの実機録音で甦る!
本作ではお馴染み桜庭統と、『緋王伝』などを彼と共に手がけた田村信二が音楽を担当している。ウルフチームでもかなり後期の作品だけあって、FM/MIDIいずれも音色の洗練度はかなり高く、また楽曲もよりドラマチックな展開で魅せるものとなっている。前作や前々作同様、目立つ作品ではないかもしれないが、いつまでも浸っていられる懐の深さがある。『斬』シリーズを通底する桜庭流の大河ロマンティシズムは、この最終作において完成をみたといえるだろう。
* OPN版の録音にはPC-9801-26K, OPNA版の録音にはPC-9801-86を使用しております。