CYBERPHONIC 1

CYBERPHONIC 1
オリジナル発売年
1995-12
メーカー
MYU RECORDINGS
アーティスト
与猶啓至
機種
その他
ジャンル
オリジナルレコーディング
形式
MP3
配信開始
2007-07-17
価格
¥1100

待望のシリーズ再開を記念し、長らく入手困難となっていた与猶啓至の傑作『CYBERPHONIC 1』が、オンラインアルバムとして堂々復活!

1990年代初頭、与猶はX68000をメインに数々のゲームミュージックを手がける一方で、個人的なオリジナル作品制作にも多大な意欲を注いでいた。その情熱の集大成ともいうべき初のCDアルバムとして、1995年に満を持してリリースされたのが本作である。デジタルシンセの魅力をありのままに曝け出しつつ、トラディショナルな作曲技法をラジカルに掘り下げたその手法は、まさにテクノ世代のネオクラシックと呼ぶべきものであった。

ゲーム音楽という枠組みを離れてなお、これだけのコンセプトワークをものにしてみせる与猶の力量は、他のVGMコンポーザーに類をみない。『あすか120%』『MAD STALKER』といった作品を経て円熟の境地に達した音色の構成力は、当時の欧米デモシーン・ミュージシャンの一流どころに比肩するほどのものであったといえる。そしてそのあふれる才気は2年後の『CYBERPHONIC 2』へと昇華されてゆく。

なおトラック12では梶原正裕が、トラック13では嚴樫圭司が、リミックスを手がけている。それぞれに味のある仕上がりなので、こちらもお聴き逃しなく。