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配信日:2022.01.21
猛狂病院看護婦、松田郁子はかねてからある科の入院患者が次々と死亡してゆくことに疑問を抱いていた。ところがある日、ひょんなことからその科において新薬治験という名の下に生体実験が行なわれていることを知った。
のどかの土曜の昼下がり、私は彼女の勤める猛狂病院へと向かっていた。たまには映画にでもさそってみようか……なんて思っていたのだった。私が病院に到着した時、正門玄関前の芝生の中に落ちていたもの、それは一枚のキャッシュ・カードであった。
それを見て一瞬、自分の目を疑った。それは彼女の血染めのキャッシュ・カードだったのだ。その裏には震える文字で『助けて殺される』と書きなぐられていた。彼女の身に何が起こったのか……。私は猛狂病院の正門をくぐった。
本作は1987年にリリースされたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは新聞記者の山崎勝義となって、猛狂病院を舞台に松田郁子の行方を追うことになります。
ゲームはコマンド選択方式を採用したアドベンチャーゲーム。シーンに応じてコマンドを選びながら進めていきますが、ゲームの難度はやや高めとなっており、攻略するにはマッピングなども必要となるでしょう。またシーンによってはテキストの描写だけではなく、CGが挿入されることもあります。
医療サスペンスアドベンチャーゲームという少し珍しい本作ですが、実は開発元のPSKには医療関係者が参加していたとのことで、なかなかにリアル(?)かつブラックジョーク風に仕上がっています。ひょっとするとプレイを通して私達が知っていそうで知らない病院のリアル(裏側)を覗くことができるかもしれません。ファンの間でも話題となった衝撃的なシナリオは必見です。
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