魔導物語音楽館リターンズ・プラス

CDデータ
- 魔導物語音楽館リターンズ・プラス
- EMCA-0002
- 2007年8月24日発売
- \1,800(税込)
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曲目
- 01.魔導物語音頭ランバダヴァージョン
- 02.魔導物語正調音頭インストゥルメンタル
- 03.魔導物語音頭クラシカルヴァージョン
- 04.魔導物語音頭正調音頭歌入りヴァージョン

- 05.魔導物語音頭ブレイキングハウスエディッツ
- 06.魔導物語音頭タイムマシーン・ミックス
- 07.魔導物語音頭ソウル2クラブ・ミックス
- 08.魔導物語テーマ・オブ・ロッカラウンド・ザ・ワールド

- 09.トライ・アウト・ユーロビート
- 10.プロフェティック・ドリーム

- 11.ダンス魔導幼稚園〜迷宮

- 12.プロフェティック・ドリーム/アタック1

- 13.魔導物語音頭 [Welcomeback'93 Rave Instrumental]
- 14.ぷ〇〇よメモリーズ [Rave Instrumental]
- 15.魔導物語テーマ・オブ・ユーロビート[Extra Tracks]
- 16.サウンドトラック・メガミックス *
- 17.ヒップハウス・コンパイル*
- 18.ブレイクビーツ・サンプルヴォイス*
詳細
ちょっとまじめな解説
本作は、まだ某社の営業だった頃の田中勝己氏が、ありったけの意地と情熱を注いで制作した『魔導物語』リミックス集である。最初は雑誌向けのプレゼントとして制作されたが、のちに通販限定アルバムとして発売されることになり、そのブレイクが、ミュージシャン・田中勝己の出発点となった。
さて、『魔導物語音楽館』と銘打った作品は、これまでに3種リリースされている。
元祖『音楽館』は1990年の発表で、 「業界初のDATアルバム」という、なんか評価に困る功績を残している。収録曲は今回でいえばTr.1〜6, 15〜18。ファンのお目当てはやはり唄入り『音頭』なんだろうけど、音楽的に注目したいのはむしろそれ以外のトラックだ。ハウスという音楽がようやく日本で認知されはじめたばかりのこの時期に、こんなリミックスをゲーム音楽というフィールドで展開するというのは、あまりに早すぎる行為だった。「当時はそれがカジュアルに、一般大衆に放たれる未来を全く想像していなかった」と田中勝己氏自身も述べている。……とはいえ、それがなんと合計2万本のセールスを記録したというのだから、当時のリスナーの柔軟さも大したものである。
次なる『音楽館』は、『ディスクステーション20号』 (91年1月号)に収録された、いわばソフトウェア・ジュークボックス。ディスク媒体上にゲームのオリジナルサウンドトラックを一挙収録したもので、田中勝己氏は直接関わっていない。残念ながら今回こちらまでは復刻しきれなかったが、『魔導』ファンの皆さんが音源化も望んでいることは重々承知しているので、またの機会をお待ちいただければ幸いだ。
そしてそれから4年。初代『音楽館』は大幅なリニューアルを遂げ、『音楽館リターンズ』として帰ってきた。『ディスクステーション22号』付属シングルCD収録の新リミックス(Tr.7〜10)およびデモテイク(Tr.12)、謎の未発売作品『ダンス魔導幼稚園』より1曲(Tr.11)、そして某攻略本付属シングルCD『レイヴリヴェンジ』の未発表テイク(Tr.13〜14) が加わり、収録内容は格段のボリュームアップを遂げた。綿密なマスタリングも功を奏し、『音楽館』はここに完成をみる。
…が、悲しむべきは旧世代メディアの衰退であった。いまやまともに再生できる状態の『音楽館』は、そう多くは現存していないだろう。日本のゲーム音楽史に突然変異のごとく現れた、この「業界初ダンス・リミキシーズ」の存在は、いずれ本当に幻となってしまうに違いない。そんなわけで、ただいま進行中の『魔導物語』復刻プロジェクトの一環として、今回のCD化と相成ったのである。
'80sハウスの素朴さは、たしかに今聴くと新鮮だ。だが当時の音には、決定的に迫力が足りない。そこを補うべく、今回は徹底したリマスタリングを行い、現在でも十分踊れるサウンドになるよう磨きをかけた。 DAT版をも凌ぐハイクオリティ収録を、当時を知る人にも知らない人にも、ぜひご賞味いただきたい。
なお本CDでは、エキストラ・トラックとして初代『音楽館』のみ収録の(『リターンズ』で外された)Tr.15〜18も補完している。まだ『魔導物語音楽館』を大事に保管しておられるかたにも、じゅうぶん納得いただける内容となっているはずだ。
