過去と未来が入り交じった、魔訶不思議な国ニポン。

そのニポンに、いつの頃からであろうか「天空の魔晶球」と呼ばれる水晶球を捜し求める「鵺姫」を中心とした謎の集団、「暗闇党」が暗躍し始めていた。

一方、我らが主人公「新免鷹之進」はニポンーのサムライ剣士になる為の修行の旅に出るべく、幼なじみの「野苺」と共に、旅の路銀作りの為のアルバイトに懸命であった。そんな時、野苺の住む神社が暗闇党により襲撃される。

新免流剣術師範であり鷹之進の父でもある「新免豪哲」は、旧知の仲である神主一家を救う為、暗闇党と対峙するのであったが鵺姫の面妖なる術に敗れてしまう。

そして、駆けつけた鷹之進の目前で神社の御神体が暗闇党により奪われる。

ー　神体の名は「空の魔晶球」　ー

その秘められた力を使える者は誰一人として居ないものの、それは紛れもなく「天空の魔晶球」の一つであった。

鷹之進は負傷した父豪哲に代わり、魔晶球を取り戻さんが為、野苺と共に暗闇党に立ち向かう事となる。

新免鷹之進、波乱万丈の旅のはじまりであった。