2025/08/21 配信
ゴーストハンターとなって、謎に満ちた幽霊屋敷に挑め。当時のプレイヤー達を悩ませた高難度3DダンジョンRPG。
幽霊屋敷に殺された?!
この怪事件はたちまち新聞やラジオで報じられ(とは言っても、ボストン一帯の東部地方のみだが)、物見高い連中がいっときに押し寄せた。
しかし、白日の下、警察の再捜査によっても新たな手がかりは発見できず、やがて押し寄せた人々は潮のひくごとく散っていった……。
館は以前に戻った。と、同時に街に戻ってきたものもある。どんよりとした無気味な雰囲気。そして、目つきの鋭い何人かの人々。彼らこそ〈ゴーストハンター〉と呼ばれる者たちである。子供を殺された親たちから依頼された探偵や特ダネをねらうジャーナリスト、あるいは、素人研究の成果を試し、名を売りたいと考える科学者にディレッタント(研究家)、そして、何者かに無意識に呼び寄せられたような霊能者たち。彼らは、ニューカムの街で用意を整えると、誰にも知られることなく、ウェザートップの館に向った。
図書館では、その彼らにも知られずに一冊の本が眠っていた。単なる古い本だが、そこにはあの東洋人の筆跡で、ただひとこと、こうした書き込みがあった
—〈ラプラスの魔〉と。
本作は1987年にハミングバードソフトから発売されたロールプレイングゲームです。ゲームは一人称視点の3DRPGで、探偵、ジャーナリスト、科学者、霊能者、ディレッタントなど個性豊かな仲間でパーティを編成して幽霊屋敷ウェザートップ館に挑むことになります。戦闘はターン制を採用していますが、物理攻撃と精神攻撃といった属性の概念などもあり、敵の中には精神攻撃でしか倒せない敵なども登場します。
ゲーム序盤では、いきなり館に閉じ込められてしまい、最初はどうしたら館から脱出できるか?を模索しなければいけなかったり、館の中には発狂してしまう罠が仕掛けられていたり、モンスターの写真を撮影して、それを町で売ることでお金が得られたりと、ホラージャンルならではの要素が目白押し! 謎解きも含めた歯ごたえのある3DRPGをプレイしたい方にオススメのタイトルといえるでしょう。