思ひ出小箱

SUPER!! パチンコ

仮想世界で生活しよう……パチンコで!?

SUPER!! パチンコ

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発売年:
1986年
メーカー:
I'MAX
機種:
SFC
ジャンル:
テーブル
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登場する台は、90年代に流行ったものがモチーフ

筆者がパチンコを始めたのは1発2円で手で打つ頃。当時はいわゆる「チューリップ台」全盛時で、チューリップにどれだけ多くの玉を入れるかが勝敗の決め手であり、釘が開いているか締まっているかを見る目が成績を多く左右していた。

  • パチプロとしての人生の門出、さあもうけよう!

その後パチンコはフィーバー台、一発台、CR機の登場などを経て現在に至る訳だが、このソフトには約20年前に全盛だった「保留玉連チャン機」をモチーフにした台が多数含まれている。許諾の関係で実機の名称をそのまま使用してはいないが、当時実際に実機を打っていた人は、すぐ元ネタになった機種が分かると思う。

  • 貧困生活をしているのに、パチコン店への移動は何故か自動車の主人公。

さあ、ジャンジャンバリバリいきましょう!

「保留玉連チャン機」とは、通常時は確率1/200~1/250程度で大当たり抽選を行うが、大当たり終了時の4個の保留玉に限り1/4~1/32程度の確率で再抽選をして、当選すると強制的に大当たりに書き換えてしまうというもの。つまり現在の台で言えば「大当たり終了後の保留玉に限り確変状態」というものだ(当時の台の中には4つの保留玉全部をセットで当たりに書き換えてしまうという台もあった)。

  • お店の常連さんとは仲良くしよう。重要な出玉情報を教えてくれるぞ。

この書き換えは毎大当たり時に行うので、抽選に当選しつづける限り延々と連チャンが続く事になり、大当たり終了と同時に閉店時間を迎えると泣きたくなったものである。また始動口の払い戻しが7個と決められていたので投資が少なくて済んだ事も見逃せない。

  • 通なら涙ものの歴史的名機が勢揃い。ゲームの中でならお金の賭け放題だね。

現在ホールに設置されている台しか打っていない世代には新鮮に感じるだろうし筆者のように当時実機を打っていた世代は苦笑する事が必定。そういえば保留玉でリーチがかかると皿をガンガン叩く黒人が地元のホールにいたな(笑)。気持ちは分かるけどね。