日本ファルコムというと、RPGを思い浮かべる人も多いかもしれないが、アドベンチャーゲームやアクションゲームなどもリリースしている。ここでは、そうしたタイトルを紹介していこう。

デーモンズリング

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80年代前半のアドベンチャーゲームといえば、ペイントやラインによるまったりとした描画が主流だったが、本作は約1秒程度で描画するという驚異の技術を搭載してたことから話題になった。ゲームの目的はプレイすることで徐々に明らかになっていくというモノで、序盤は呪われた家を中心に展開し、物語の後半では地下洞窟の迷路に挑戦することになる。テキスト入力方式なので難度は高めだが、海外のアドベンチャーゲームを感じさせる秀作である。

アステカ

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デーモンズリングと並ぶ、日本ファルコムを代表するアドベンチャーゲームで、プレイヤーはメキシコを舞台にマヤ文明の古文書を探して冒険する。描画速度に定評があった他、実写取り込みによるグラフィックスは、当時大きな話題となった。テキスト入力方式だったために難度は高く、とあるシーンでは雑誌を何度もめくったり、アイテムの購入時に“ネギル”と入力する必要もあった。柔軟な発想がないとゲームを攻略するのは難しいだろう。

太陽の神殿

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 アステカの続編として登場した、日本ファルコム最後の正統派アドベンチャーゲーム。美しくも怪しきマヤ文明の遺跡をめぐりつつ、数々の謎に挑戦していく探検モノである。基本路線は前作と同じだが、最大の違いは、アイコンを採り入れたインターフェイスだ。テキスト入力全盛だった当時のアドベンチャーゲームにおいて、これは非常に画期的なものだった。アイコンとはいえ、謎ときの手ごたえは抜群で、多くのプレイヤーたちを虜にした一作である。

スタートレイダー

日本ファルコム初の横スクロールシューティング。プレイヤーは恒星間の運び屋であるカインとなって、愛機フェンリルを駆り、様々な依頼をこなしていく。シューティングゲームでありながら物語性も強く、少女レフィがある依頼を持ってくるところからゲームはスタートし、やがて大きな物語へと発展していく。ちなみに後にリリースされたX68000版では、アドベンチャー性を極力抑え、シューティングを全面に押し出した内容に仕上がっている。

ぽっぷるメイル

ドジでおてんばなエルフのメイルが活躍するコミカルアクションRPG。サイドビューのアクションゲームで体当たりで敵と戦う。ゲームが進行すると魔導師のタット、怪獣のガウが仲間となりプレイキャラクターが増える仕組み。キャラによってジャンプが得意だったり、魔法が得意だったりと、能力が異なるのでゲームを攻略するには三人(?)とも使いこなさなければならない。また使用キャラによって街の住人のセリフが変化するといった演出もあった。

ダイナソア

どんな戦いからも生還するが、味方の軍は必ず敗北することから“死神”と呼ばれるようになった傭兵アッシュの物語。ゲームは一人称視点のRPGで、戦闘はエンカウント式でコマンドを選択して行ない、傭兵のアッシュ、僧のオルリック、魔法使いのエリス、盗賊のワッツなどがシリアスな物語を展開する。功略後にはパーティメンバーが異なる裏シナリオが楽しめたことでも大きな話題となった。後年には『ダイナソア 〜リザレクション〜』といったリメイク作品も登場している。