ブランディッシュ2(PC-9801版・Windows10対応版)がプロジェクトEGGにて配信開始!

ProjectEGG更新情報 | 2017.11.01
10月31日より、プロジェクトEGGにて『ブランディッシュ2(PC-9801版・Windows10対応版)』の配信が開始しました!

『ブランディッシュ2(PC-9801版・Windows10対応版)』
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1434

 岬には海風が吹き荒れ、岸壁に荒々しい波が砕けた。岩石の露出した半島を尾根ぞいに進むと、その突端に暗黒を纏う城がある。曇り空の下、城に向かっていた三つの人影が一つずつ止まった。始めに止まったのは、茶のローブをまとった老人だった。杖を持つ袖口から、赤と紺を織り込んだ衣服の柄がのぞいている。顔をおおうほどのフードを背にめくると、布巻き帽子を巻いた威厳のある顔があらわれた。残りの二人は供のようだった。一人は四十がらみで、もう一人はまだ城に仕えて間もないような若い男だった。老人は鉛色の雲と、錆色の海を見くらべてから眼下の漁師町を見下ろした。

 漁師町の広場には、破れた底引き網がそのままに打ち捨てられている。漁師たちの勇ましい声は聞こえない。ただ、ひっそりとひなび、入江には壊れた小舟が数艘つながれていた。「なんという世界になったものだ……」強風となった海風が、老人の布巻き帽子を乱した。「国王がお待ちかねです。お急ぎ下さい」若い男が遠慮がちに言った。 老人は黙ったまま、杖で大海を示した。杖先にはゆっくりと移動して小島を過ぎ、さらにその先にある、険しい岩島をとらえた。厚い雲に遮られた太陽光が、そこだけほんのりと岩肌を照らしている。

 その光景は、さながら地上に紛れ込んだ冥府の牙城だった。「あれがバドラー王の定めた監獄島ベルサドスか……。愚かなことを……」問いかけども、独り言ともつかない言葉だった。「御老師、お言葉にはお気をつけ下さい。決して国王の前では、そのようなお言葉は、おつつしみ願いますよう……」今度は四十がらみの従者が言った。

 老人はそれには答えず、削ぎ出した岩肌にも敗けない険しい顔をして、錆色の海に浮かぶベルサドスを睨んでいた。二人の従者は老人が再び歩き始めるまで、じっと待っていた。砕ける波と強風は、絶えることなく吹き荒れ続けた。

 本作は1993年にリリースされたアクションRPGで、『ブランディッシュ』の続編にあたるタイトル。プレイヤーは前作と同様にアレスとなって、最初は監獄島ベルサドスから脱出するところから冒険が始まります。

 ゲームは前作と同じく、フルマウスオペレーションで見おろし型の視点を採用。移動は少々ユニークな“カーナビでおなじみの”進行方向が画面上となるヘッドアップビューを採用しており、地形をぐるぐる回すことで壁にスイッチなどが見つかることも……。また今回はアイテムの種類が格段に増えたほか、片手武器を右左に装備して戦う二刀流や、両手に盾を持って戦うデュアルシールドといった変則的な戦い方も可能となり、戦術面でも深みを増しています。また、冒険をサポートする機能としてマップをクリックするだけで移動できる自動移動なども搭載しており、テンポの良いプレイができるようになっています。

 またUIやシステムに磨きがかかっただけではなく、ボリュームも大幅にUP! 初代では地下迷宮からの脱出をテーマに3ステージ構成でしたが、今回は一国の冒険をテーマにしており、屋外などを含めたステージ数はなんと22! 広大なステージを舞台に、前作との関連性が語られたり、前作でも人気のライバル(?)ドーラ=ドロンも登場してケレン味たっぷりの物語が堪能できます。

 もちろん、『2』をプレイしたら、さらに続編である『3』もありますので、ぜひ通しでプレイしてください。PCのアクションRPGを語る際には、必ずその名前が登場する本シリーズは、アクションRPGファンには自信をもってオススメしたい名作です。


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