アルシスソフト初期の名作『リバイバー』。その各種音源版を完全収録した初のサウンドトラックが、EGG MUSICから登場!
『リバイバー』は、同社の看板コンポーザーであった山中季哉氏のデビュー作にあたる(ただし一部楽曲のみ)。全体に音づくりは素朴で、落ち着いたサウンドメイキングが主体となっているが、山中氏らしい構成力や実験精神はすでに萌芽しており、
『スタークルーザー』前夜の色彩が、確かに感じられる。縦横無尽な音づかいと高揚感の冴える「エンディング」などは、後の作品に勝るとも劣らない存在感を放つ傑作といえるだろう。
タイトに完成されたPC-8801(FM音源)版、音の広がりが魅力のX1(FM音源)版、硬質でピュアなサウンドが冴えるX1(PSG)版、それぞれに味わいのあるサウンドなので、ぜひともまとめてお楽しみいただきたい。