メガドライブ版『FZ戦記アクシス』(1990) は、ウルフチームが同機種に向けて発売した初の作品である。桜庭統、塩生康範、宇野正明らが手がけたその音楽は、同時期に登場したX68000版と基本的に同内容だが、メガドライブ版はFM音源の同時発音数が少なく、またサンプリングではなくPSGによってドラムを表現していることもあり、全体にドライでライトな音作りとなっている。
メガドライブ版のアルバム化は、このEGG MUSICでの配信がはじめての試みとなる。後の同社メガドライブ作品と比べるとまだ荒削りではあるが、そのゲームミュージックの発展史を知るうえでは欠かせない第一歩だ。