スーパーファミコンで人気を博した前作の世界観を引き継ぎつつ、まったく異なるゲームシステムに生まれ変わった『重装機兵ヴァルケン2』。1999年の発売当時に、そのゲームミュージックは一度CD化されているが、EGG MUSIC版ではさらなるノイズ削減を行うべく、完全新録音を行っている。またマスタリングについても、よりプレイステーションの原音を重視したものとなっている。
初代『ヴァルケン』の音楽は、シンフォニーとシンセロックの絶妙なバランスで独特の色彩を放っていたわけだが、シミュレーションRPGに転向した『2』では、よりシンフォニー色が強まっている。内蔵音源ながらも重厚なコンバット・マーチを響かせるのは、『樹帝戦記』などを手がけた平川晋太郎。シンセロック路線の楽曲では、前作のテイストを濃厚に受け継ぎつつ、アンニュイなハウス・テイストで魅せる「オープニング」が最大の聴きどころだろう。